



自然あふれる東北は、紅葉を楽しめるスポットも豊富。北から始まる秋の絶景を、ひと足早く探しに行こう。城ヶ倉大橋は、城ヶ倉渓流の上にかかる高さ122m、長さ360mの橋。歩いて渡ることができる紅葉スポットで、橋の上からは360度紅葉を見渡すことができ、パノラマの絶景に圧倒される。
見頃は10月上旬〜中旬(例年)


火山群からなる八甲田山エリアは、場所や標高によって移り変わる紅葉が見どころ。中でも人気なのが北八甲田に位置するロープウェイ。山麓から山頂までの約10分間、眼下に広がる鮮やかな色彩にうっとりできる。
見頃は10月10日前後(例年。ロープウェイから見る場合)




磐梯吾妻スカイラインは全長約29km、最高標高1,622mを走る観光道路。吾妻連峰を縫うように走るルートには、つばくろ谷や浄土平、潮見峠などのさまざまな紅葉スポットがあり、変化に富んだ景観が広がる。
見頃は9月下旬〜10月下旬(例年)


鳴子峡はブナやナラの紅葉と、マツの緑が混ざり合う、鮮やかな彩りが特徴の紅葉スポット。峡谷を走るローカル線の陸羽東線は、紅葉が見えるポイントで減速するので、峡谷の絶景を近くで見ることができおすすめ。
見頃は10月中旬〜11月上旬(例年)


高さ100mもの断崖絶壁がそびえる渓谷で、名物の舟下りで紅葉が楽しめるイチオシのスポット。せまりくる岩壁、赤黄に色づく木々、輝く水面を見ながら、船頭が操る舟に揺られ、ゆったりとした時間を過ごしたい。
見頃は10月下旬(例年)


十和田八幡平国立公園内に点在する7つの沼は紅葉時期の人気の散策コース。中でも蔦沼は、朝焼けに赤く染まる木々が湖面に映され、燃え上がるような赤い光景が見られることで有名。ぜひ日の出を狙って訪れよう。
見頃は10月中旬〜下旬(例年)

紅葉スポットを訪れるには、レンタカーを利用するのもひとつの手。事前に予約しておけば、スムーズな旅が楽しめる。